ポリオレフィン他のポリマー用Kynar® ポリマー加工助剤

熱可塑性樹脂の押出成形効率を向上させる高効率添加剤。

Kynar® PPA PVDF添加剤は、押出機内面の凹凸を平滑にし、熱可塑性樹脂の押出成形効率を向上させるように設計されています。

Kynar® PPA 添加剤はインフレーションフィルムやキャストフィルムの加工、ブロー成形、電線のジャケット、パイプやチューブの押出成形、紡糸工程などで使用されます。100~1,200 ppmの極めて低い濃度で用いると、大きな効果が得られます。Kynar® PPA添加剤は広範な樹脂に対して、一例としてLLDPE、mLLDPE、LDPE、HDPE、およびPPに多くのメリットを提供します。Kynar® PPA添加剤は、 A-H使用条件下のポリオレフィンに関するFDA食品接触の認証を取得しています。

 

Kynar® PPA添加剤使用により、既存製品の加工が向上すると同時に、加工助剤なしでは難しい溶融強度の低いポリマーの加工速度と品質が向上します。

Kynar® PPA有無のフィルムの透明度の比較

最終製品のメリット

 
  • メルトフラクチャー(鮫肌)の除去
  • フィルム透明性の向上
  • 表面平滑性の向上
  • 製品外観の向上
  • 機械的特性の向上
  • フィッシュアイの低減

Kynar®PPAを未使用・使用時の金型の比較

加工上のメリット

 

  • メンテナンス時間の減少
  • シリンダー内堆積の減少
  • 生産の一貫性
  • 滑らかな押出状態
  • エネルギー消費の低減
  • サイクルタイムの短縮と樹脂切り替え時間の短縮
  • ダイス圧力の低減

近年においては、外観の悪さも...

Kynar®PPAの未使用・使用時の押出の比較

…低い生産性も許容されません...

LLDPEとKynarを添加した直鎖低密度ポリエチレンの押出時の圧力と溶融温度を比較したグラフ

…しかし、両方の問題を簡単に解決できます!

Kynar®PPAは低出力でより高い出力を可能にします

Kynar® PPAグレードの中から、加工要件に合わせて選択してください

最適のPPA添加剤選択基準:

 

  • T押出または射出成形の設定温度と樹脂温度
  • PPAの使用を必要とするポリオレフィンのMFR
  • プロセスのせん断速度
  • ポリオレフィン押出で他の添加剤や充填剤の使用はシナジストを必要とします

 

 

Kynar Flex® 3120 - 50; 3121 - 50 (データシート US/SI) Kynar® 5300; 5301 
Kynar Flex® 2800 - 20; 2821 - 00 (データシート US/SI) Kynar® 8600; 8601 

Kynar Flex® 2800 - 00 (データシート US/SI);

Kynar Flex® 2801 - 00 (データシート US/SI)

Kynar® 705 

(データシートt   US/SI)

Kynar Superflex® 2500 - 20 (データシート US/SI);

Kynar Superflex® 2501 - 20 (データシートt US/SI)

Kynar® 2200; 2201 

 

 

Kynar® PPAグレードの選択に際しては、担当のアルケマ技術者にご相談ください。(マスターバッチ製造者の意向に応じて、グレードはペレット、パウダーのいずれでも入手可能です。)

 

 

Kynar® PPA添加剤の使い方

Kynar® PPA添加剤 を最大限に活用するための2要件:

  • 良好な分散
  • Kynar® PPA添加剤の低濃度レベルでの均一投与

 

フィルムメーカーの場合は、以下を使用する必要があります:

  • Kynar® PPA添加剤をすでに含んでいる樹脂;(多くの樹脂メーカーは、Kynar® PPA添加剤が適量・均一に分散されたポリオレフィングレードを提案します)
  • またはマスターバッチ: 
    • 標準樹脂中に一般的に1%~5%のKynar® PPA添加剤を含む
    • (多くのマスターバッチメーカーは、Kynar® PPA添加剤を使用したPPA マスターバッチを提案します)

 

使用条件

Kynar® PPA添加剤は、ポリオレフィンで生じる加工問題の解決のため、主に100~1,200 ppmのレベルで使用されます。 このような低含有率の場合、正確で均一な投与のために、Kynar® PPA添加剤のマスターバッチでの使用を推奨します。ほとんどのKynar® PPA添加剤は、食料品と接触する用途に関する米国 FDAおよび欧州の食料品接触規格に適合しています。詳細はアルケマ担当者にお問い合わせください。

 

マスターバッチの製造に関する推奨事項

良分散のために、マスターバッチのKynar® PPA添加剤含有量は5%以下にしてください。通常は2%程度が望ましいです。Kynar® PPA添加必要量(ppm)を得るためのマスターバッチの割合を決定するには、下の表を利用してください。

 

製品中のKynar® 樹脂ppm 下記条件でのマスターバッチの使用
  1% 2% 3% 4% 5%
200 Add 2% Add 1% Add 0.67% Add 0.5% Add 0.4%
400 Add 4% Add 2% Add 1.33% Add 1% Add 0.8%
600 Add 6% Add 3% Add 2% Add 1.5% Add 1.2%
800 Add 8% Add 4% Add 2.67% Add 2% Add 1.6%
1000 Add 10% Add 5% Add 3.33% Add 2.5% Add 2%

 

Kynar® PPAの技術・販売サポート

プロセス改善から製品の外観まで、難しい課題に対応するために、アルケマの技術エンジニアが専門機器を使用して現場サポートを行います。

以下のポリマー加工助剤に関する文献をご覧ください

  • V. Vora, J. Gingras, “Increasing Throughput, Reducing downtime”, Modern Plastics & Polymers, pp. 190-192 (January 2012)
  • V. Vora, F. Beaume, “For Best-in-Class Performance”, Modern Plastics & Polymers, pp.71-72 (September 2012)
  • V. Firdous, PP. Tong. “Sharkskin Melt Fracture: Effect on LLDPE Film, Properties”, Journal of Plastic Film & Sheeting, Vol 8 – October 1992 pp 333 – 340
  • J. Gingras, F. Beaume, P. Elmerch, J. Laffargue, “Polyvinylidene Fluoride Based Polymer Processss Aids, Their Evaluation and Conditioning Procedures,” Tappi Proceedings,
    Indianapolis, IN; September 2004
 
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